ようこそ、里山へ
平塚丘陵では、雑木林のクヌギやコナラは燃料に、落葉は腐葉土として活用してきました。
戦後生活様式の変化に伴い、雑木林は活用されなくなってしまいました。これを、昔あった様によみがえらせ、幼いころ遊んだ「子供文化」を残そうと立ち上げた「里山をよみがえらせる会」も今年で21年目に入りました。 この活動により、下草や竹で覆われた雑木林は沢山の陽が入り、林床植物が見られるようになりました。
また、休耕田は田んぼやビオトープに変え、オタマジャクシやヤゴも棲むようになり、乾いた田んぼは麦畑や菜の花の咲くお花畑になりました。
雑木林や休耕田は生物多様性に富んだ環境になり、家族連れや園児・児童が生物を観察したり散策したりと歓声がいつも聞えるようになりました。
当会では、里山維持作業や多彩な行事を行っております。皆さん、この活動に参加して、汗をかきながら、四季折々の変化を会員や家族と一緒に楽しんではみませんか。
会員一同お待ちしております。
「里山をよみがえらせる会」会長 荒井 啓三