赤米のワラは、土屋地区のみなさんが正月のお飾り用に使います。このため、穂が実るまでまつことなく草丈が伸び切ったいまの時期に刈取りました。
鎌で手刈りですが、土屋地区のかたと里山会員とで人数も多くスムーズに終わりました。
カヤネズミがていねいに巣を作っていました。
周囲から刈っていくと最後に子供のヘビが出てきました。
赤米の最後の一列は種取り用に残しました。後ろの現在の栽培米に比べて草丈が高いのがわかります。
現在の栽培品種は生育後期に倒伏しにくいように草丈が低くなっていますが、赤米は昔の品種なので草丈が高いのです。でもワラで利用するときは長いので重宝します。
軽トラックいっぱいになりました。これを干してワラにして使います。
土屋地区の人が帰ったあとは、里山の田んぼに生えているヒエを抜きました。ヒエといっても食用のヒエではなくノビエ(タイヌビエ)です。ノビエの穂はイネよりも背たけが高く飛び出しています。ノビエがイネと一緒に育つと、イネは養分をノビエに取られて株が大きくなりません。
暑い中での作業でしたが、Hさんが「おつかれさま」とアイスを差し入れてくれました。
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