先日刈りとったイネは「はさかけ」で干していましたが、天候もよく乾燥も進みました。本日はそれを脱穀・もみすりをおこなって玄米にします。
今年は里山会員のみで作業ですが「稲刈りに参加したけど、おコメになるところまで子供たちに見せたい」というご家族も参加されて、34名が集まりました。
開始にあたって小清水副会長から作業の手順の説明がありました。午前9時過ぎからスタート。
まずは奥に竹のはさかけに干してあったイネから脱穀していきます。
10時に手前のスチール製はさかけの前に脱穀機が移動しました。
稲穂をこすって脱穀するのでもうもうとほこりが立ちます。少々汗ばむ陽気。少々かゆくても袖なしで作業している猛者もいらっしゃいます。
昔の千歯こきや足踏み式脱穀機を体験してもらいました。
脱穀した籾(もみ)をもみすり機を通すと籾がはずれて玄米になります。
今年は暑い日が続いたのですが、玄米の品質も悪くなさそうです。
できた玄米を計量していきます。
もち米は各自に配るのは少量なので、あらかじめ精米してあります。
脱穀したイネは、「わら」として畑に敷いたり荒縄にしたり利用します。もみがらも再利用できます。
今年の収量、うるち米「はるみ」は玄米で263.5kgでした。もち米は精米で51.5kgでこちらは昨年より20kgほど少なかったです。
作業自体は12時20分ごろ終了。後片付けを含めると1時を回りました。
田んぼ仕事もこれでおしまい。これから秋が深まってゆきます。
+1いいね
コメント