シイタケ菌の打ち込みと芋煮会をしました(1月20日)

冷たい雨がポツポツと降るあいにくの天候でしたが、朝から皆で集まって、ほだ木(原木)にシイタケの菌株を打ち込みました。

年末に伐採して長さをそろえたコナラの原木に、ドリルで穴をあけて、そこにシイタケ菌の菌糸の付いたコマを打ち込みます。用意したコマは4000個ぐらい。それを金づちで打ち込んでいきます。

雨が降っているので急場しのぎにブルーシートで作業小屋の外にも屋根を張って小屋の内外で作業開始。しかし作業小屋の中は暗いので、原木のどこに穴を開けたのかが見つけにくい。やっぱりなるべく外でやったほうがいいねということで、ブルーシート屋根を拡張しました。

ご家族全員で菌の打ち込みやってます。こんな作業を経験できるのも里山ならではのいいところですね。

ドリルで開けた穴全部にコマを打ち込むのですが、たまに穴を見のがしてコマを打ち込んでいないのがあります。品質管理係のおじさんが最終チェックして足りないところに打ち込んでいます。

一方、こちらはイモ煮班。どっさりと材料を準備して、調理も順調です。おおきな鍋で作るので味加減の調整がむずかしい。

菌の打ち込みも終了して、みんなで芋煮を食べました。寒い中で作業したあとで格別の味わいです。もちろん使っている野菜は里山で採れたものです。モチは地元の田んぼで作ったコメをついたもの、紅白の団子も手作りです。さすがに豚肉は里山で調達できないので買ったとのことです。「ここに私のお肉が余ってるんだけどね」と自分の脇腹を指さしながらお姉さまがおっしゃってました。こういう時には、こちらは笑うだけにして、余計なことは言わないのが賢明です。

みんなお腹が空いていたのか、もくもくと食べております。

お腹も満足して、やっと談笑のひととき。

 

カラフルな手作りのお漬物3種類も食欲をそそります。赤いのは赤大根と思われます。ポンカンもおいしかった。

昼食後、参加者にて、菌を打ち込んだほだ木を有償で分けます。

「これが、わたしのシイタケの木」
菌の生育に適した場所に置いておくと、1年半ぐらいでシイタケが生えてきます。忘れたころに生えてきますよ。楽しみですね。

今年はちょうどよい太さの原木が少なくて、太い原木が多かったです。私は勢いに任せて、一番太いのを買ってしまったのですが、とてもひとりでは運ぶことができなかったです(泣)。それを見かねて若い人が運ぶのを手伝ってくれました。

ということで真冬の恒例の行事も無事終了。ここからが一年でいちばん寒い時期となります。

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