稲刈りを翌週にひかえて、田んぼのわきに「はさかけ(稲架掛け)」を設置しました。
いまどきの日本の田んぼでは、コンバイン(収穫機)を使って稲刈り・脱穀までをいっきにやってしまいますが、里山では手刈り(鎌を使って人力で稲を刈りとり)またはバインダー(稲を刈りとって束ねる機械)で稲を刈りとってから、はさかけに吊るして稲穂を天日でしばらく乾燥させてから脱穀します。
9月中旬になってもあいかわらずの猛暑ですが、人数も集まったので9時前から開始して、はさかけの支柱を地面に打ち込んでヒモでしばる作業、11時前には終了しました。支柱や横棒は全て里山周辺の放置竹林から伐採した竹を使っています。
支柱設置のポイントは、地面から斜めに立てた2本の棒をしっかり縛ることだそうです。イネの重さを支えるのはこの斜めに立てた2本。垂直に立てた棒は位置を決めるだけの役割とのこと。
今年は、今になっても日中はまだ真夏のような気温が続いていますが、次の週末はいよいよ稲刈りということで、里山の秋はスタートします。
こちらはマコモタケ。地上部は順調に成長しています。
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