風もさわやかなゴールデンウイークの初日。田んぼに植えるイネの苗を育てるため、種もみを育苗箱にまきました。
今回まいたのは、もち米と赤米の種もみです。赤米は古来のイネ品種で草丈が長いため、正月飾りなどの稲わら細工に適しています。ただし種もみには長い針のような芒(のぎ)がついていて、それが育苗箱へ種もみをまく時の邪魔になります。
赤米は600株ほど植えて、土屋地区での正月飾りの製作などに活用します。昨年まで赤米は湧水に一番近い水田で栽培しましたが、湧水に近い水田は水の温度が低いため生育が遅れるので、今年はそこにマコモダケを植えて、赤米はそれよりも下の水田に植える予定です。
種もみをまいた育苗箱にたっぷりと水をやります。積んだ育苗箱は毛布にくるんでハウス内に置いて温度を上げて、発芽を促します。発芽したら育苗箱をハウス内に広げて毎日水やりしながら田植えまで育てます。里山の田植えは5月27日の予定です。
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