稲の脱穀

10月9日(土)、秋とはいえ、これぞ「地球温暖化」といえるような真夏の暑さの中で脱穀作業でした。

脱穀は「ハーベスター」といわれるガソリンエンジン式の脱穀機で行います。

これは中を開けてみると足踏み式脱穀機と同じ針の付いたドラムがありそれをエンジンで回しているだけです。足踏みか、エンジンかの違いで脱穀の方式は変わっていません。

昔の脱穀機でも脱穀を体験します。手前は「千歯扱き(せんばこき)」で明治以前はこれで脱穀していました。奥の方は「足踏み式脱穀機」で大正期以降はこれで脱穀していました。

足踏み式脱穀機は、歯の付いたドラムが回転し脱穀します。回転の要領がつかめると「ガーコン、ガーコン」とリズムに合わせ楽しい脱穀作業になります。

 脱穀後、籾摺機(もみすりき)で籾を落とし、細かいお米と選別し「はるみの玄米」ができあがります。

脱穀後の稲わらは、里山祭の「なわない用」、かぼちゃや野菜の「敷きわら」として活用します。

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