里山の山林で秋でもないのに紅葉している木が見られます。
ブランコの支柱の木を見てみると根元に木くずのようなものがあります。
これは樹木を枯らす「ナラ菌」とこれを媒介する「カシノナガキクイムシ」による伝染病です。「カシノナガキクイムシ」が主にコナラの弱った老木に侵入し、子どもを木に産みます。この時、ナラ菌と子供の餌になる酵母も持ちこみます。木の水揚げが悪くなり、紅葉し、枯れてしまいます。全国的に広がっており、50%ほどが枯れてしまいます。
対処法は羽化する前に切り倒し、裁断することです。
里山は老木が多く、今冬はナラ枯れ木の伐採が主な作業になりそうです。
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