当初の計画では、23日(土)に実施予定でしたが、天候が悪かったので延期して、翌日の24日(日)に開催しました。9月中旬を過ぎても気温は高くて少々汗ばむ中でしたが、イネ刈りにふさわしい好天でした。
平塚市役所の公募に応じた市民の皆さん、神奈川大の学生・留学生さん、里山の会員が集まって田んぼもにぎやかです。
市役所の開会のあいさつのあと、里山をよみがえらせる会の小清水副会長から作業の説明がありました。
もち米を植えた田んぼ2枚は、鎌(かま)を使って昔ながらの手刈りでイネを収穫していきます。稲刈りの時期には田んぼは水を抜いて地面も固くなるのですが、今回は前日までの雨のせいで少々ぬかるんでいる場所もありました。
刈りとったイネは乾燥させるため「はさかけ」に架けますが、乾燥していくうちに茎が細くなってゆるんでくるので、しっかりときつくしばります。
刈りとってたばねたイネをはさかけに架けます。天日でしばらく乾燥させて、その後にイネから籾(もみ)を採る「脱穀(だっこく)」をします。
うるち米(品種は、平塚市内で育種された「はるみ」です)は、バインダーで刈りとっていきました。
稲刈りのあと、子供たちにサツマイモ掘りも楽しんでもらうように準備しました。あらかじめ地面の上のツルを取り除いて、土にスコップを入れて掘りやすくしておきます。
イネ刈りも無事終了し、いよいよ里山にも秋がやってきました。
コメント