里山祭(11月5日)

少し気温は下がりましたが、秋晴れのもとで、市民のみなさんや学生さんも参加して、水田前の広場で里山祭を実施しました。

開会式の模様

10時から開会式

今回は三年ぶりに餅つきをしました。ただしマスク・手袋着用で、その場では食べずに持ち帰ってもらいます。今年は神奈川大学に加えて、東海大学の学生さんにも参加いただきました。参加者総数は70名を超えました。

餅つきでは、セイロでおコメを蒸したり、洗浄消毒で大量のお湯を使いますので、まずは火を起こします。

もち米はもちろん今年里山で栽培したもので、田植えや収穫は市民・学生の皆さんに手伝ってもらいました。もち米はマンゲツモチという品種です。神奈川県のもち米の奨励品種には、喜寿糯(きじゅもち)というのもありますが、マンゲツモチのほうが出穂(しゅっすい)が少し早いので、うるち米と同じ時期に収穫することができます。

 

子供たちが杵(きね)を持って、餅つきに挑戦。杵が重たいよ。

 

学生さんも餅つきです。二人でつくときはリズムが合わないとぶつかってしまいます。

蒸しあがったモチ米をつく前に、つぶしこねます。二人でやると早い。

つきあがったモチを、ちぎっていきます。衛生上手袋をはめているので、ねばねばして扱いにくいです。

子供たちは鏡モチづくりに挑戦です。うまく丸められたかな。

 

こちらは、稲わらを使って正月のしめ飾りづくりです。今年はこれが大人気で、若い人も餅つきそっちのけで熱心に挑戦。次回は指導できる先生を増やさないと・・・。

 

参加者へのおみやげとして、里山の水田のわきで育ったマコモタケをプレゼント。去年よりは収穫が多そうです。

最後は会長の挨拶で閉会。

春にイネの種もみをまいてから、田植え・除草・稲刈り・乾燥・脱穀。そして今日は、もち米からお餅を作り、稲わらから荒縄(あらなわ)や正月飾りを作って、日本のコメ作り・食・文化を楽しむことができました。
里山祭も無事終了し、これから里山の秋も深まってきます。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました