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里山をよみがえらせる会は○○○○○○○○を専門とする○○○○○○○○会社です。

里山散歩satoyamasanpo

目次

1.里地、里山
2.田植え
3.野鳥の産卵
4.里山会員
5.落ち葉滑り
6.里山の遊具(シーソー)
7.茸栽培(シイタケ、ヒラタケなど)
8.冬の野鳥
9.会員と子供たち
10.竹林
11.ふきのとう
12.土屋の石仏(水呑地蔵)
13.ひこばえ
14.じゃがいもの栽培
15.菜の花
16.ビオトープ(2013/6/29追加)
17.水神石碑
18.市民農園
19.野イチゴ
20.カラス
21.小麦の脱穀
22.竹の子
23.木陰
24.酪農地帯
25.災害
26.赤トンボ
27.里山の標高
28.すずめばち
29.里の秋(田んぼ)
30.里の秋(柿)
31.大雪
32.公民館祭り
33.メタケの枯死

34.落ち葉堆肥
35.富士山と我が里山

36.大山
37.山つつじ
38.金蘭
39.マガモ
40.桑の実

40.桑の実

 富岡生糸場と絹産業遺産群の世界遺産に登録され話題になっています。絹産業の華やかなりし頃、農家では「お蚕様」と呼んで、蚕の餌になる桑の栽培がさかんでしたが、今では殆ど見かけなくなりました。
 里山の水田ゾーンに「ログワ」という種類で葉は小型、縁は鋸歯状をした樹高が5m以上もある桑の大木があります。(蚕に食べさせるのは「ヤマグワという品種」)田植時の今、赤黒く熟した果実がすずなり、食べてみると甘くておいしく子供達には人気があります。「お蚕様」の食べ物だけに葉や実は薬用効果もあるといわれ、最近、お茶、ジャム、ジュースなどに加工され、通販などで出回っているようです。

39.マガモ

 春から初夏にかけて、里山の水田ゾーンのビオトープに夫婦のマガモが住みついています。キジのすばしこい逃げ足に比べヨチヨチ歩きは愛嬌たっぷりです。毎年やって来るのにまだ雛を見たことがないのは残念ですが、生き物にとってビオトープや無農薬栽培の水田は餌の宝庫となっています。里山では周辺の環境整備を行うことによって生き物たちの住みよい環境づくりに努めています。

38.金蘭

 丘陵地の木の下に生えるランとしてエビネラン、白い花をつけるギンラン、鮮やかな黄色の金ランなどがあります。

里山では雑木林を整理し、人が自由にはいれるようにしたためか、貴重な自然植物が減ってきました。写真のような黄色が鮮やかな金ラン類も少なくなってきています。会員は雑木林の雑草刈作業などでは花の株を刈り倒さないように気をつけています。

37.山つつじ

日本の代表的な春の花「つつじ」は、木立、花模様など種類も多くあり、庭園や街路などで人々の目を楽しませてくれます。
 里山にも自然の「山つつじ」が咲いています。落葉大木の陰のためか木も細く、花は朱紅色でやや淡い感じがします。しかし、周りの緑とバランスがよくとれ鮮やかさを醸し出しています。
 山林が少ない平塚だけに、西部丘陵地帯でも見かけることが少なくなってきたのは残念です。

36. 大山

大山は丹沢山系の東端に位置し、標高1,252mはちょうど富士山の1/3の高さです。

我が里山から眺める姿は富士山に劣らず堂々とした景観です。昔から雨降山大山寺(関東36不動霊場1番札所)や阿夫利神社は豊作祈願や船の航行守護、一般庶民には福を授け災害除けとしてあがめられ、江戸時代から関東一円の多くの人たちが大山街道(現在の国道246号線)を通って参拝したといわれ、現在も折々に祭事が続けられています。

35.富士山と我が里山

 2013年に世界文化遺産に登録され、日本の象徴から世界の宝へと昇格した富士山。標高100m余りの我が里山と1枚の写真に納まり、いい場所に位置しているものだと気分が高揚します(写真:里山フィールドは右側が落葉林、その下が水田)。世界から注目される富士山は登山者が多くなり、適正な環境維持に多大な注意を払っているようですが、里山周辺とてゴミの投棄や雑木林の管理等同じ問題を抱えています。大人たちの息抜や子供達の遊び場として利用してもらえるよう地域住民とともに日々活動に精を出しているところです。

34. 落ち葉堆肥

 子供達に一番人気のあった落ち葉滑りも2月で終わりました。残った落ち葉で堆肥づくりに挑戦しています。堆積した落ち葉に米ぬか、油粕などの副資材を混ぜ、水分を加え、時々切り替えしを行うと、品質が一定していて、臭いもなく、取り扱いやすい最高の堆肥が出来上がります。昔は温床の苗床に落ち葉を敷き詰め発酵熱で野菜やタバコの育苗も行っていました。また、落ち葉堆肥は子供達に人気のある「カブトムシ」の幼虫の住家ともなっています。


1.里地里山

里地、里山とは、人が住む集落の周辺に山があり、川が流れ、田畑を耕し、自給自足の生活ができるような場所の呼称です。イメージとしては、平安、江戸時代の物語「桃太郎」にでてくる、お爺さんは「山に柴かりに」お婆さんは「川にせんたくに」でしょう。里山の範囲は、「里()」の単位が中国では500メートル、日本は約4キロメートルですので前者が似つかわしい範囲です。

2.田植え

稲は熱帯や温帯で栽培されますが、生育を促し収量を上げるため、昔から育苗、田植え方式が定着しています。 田植えは重労働であるため1960年代以降は機械化されてきました。 里山では、米生産の作業体験から食物の大切さを知ってもらうため毎年市民に田植えを体験してもらっています。なお、神奈川県内の米の自給率は23%、品種は主に「キヌヒカリ」、「さとじまん」です。

3.野鳥の産卵

春は野鳥の繁殖期、里山の草中、藪、木の上に巣をつくり、親鳥が抱卵し雛が孵ります。写真は平成23年に植樹した木の根元にあった「コジュケイ」の卵です。草刈などで目隠しがなくなるとカラスからの襲撃にあいます。無事に孵化し、雛、親鳥になるまでには数々の試練を乗り越えなければなりません。

4. 里山会員

「里山をよみがえらせる会」では、会員を募集しています。活動に興味を持っておられる方の加入を歓迎いたします。内容については、HPをみたり、直接里山に来てもらっても結構です。現在、県内では14カ所の活動団体がありますが、地域自治会即会員や広く会員を募集して構成する団体があります。当会は後者です。里山活動が心から好きだという人の集まりです。

5.落ち葉滑り
寒さが厳しい12月になると、里山の落葉樹(コナラ、クヌギ、エノキなど)一斉に葉が落ちます。毎年、幼稚園の子供たちが落ち葉を集め20メートル程の坂に敷きつめ、ソリ滑りをします。里山内で一番歓声があがる遊びで2月まで楽しめます。
以前、落ち葉を貴重な肥料源として農家では利用していましたが、今は化学肥料にとってかわられています。

6.里山の遊具(シーソー)

里山フィールド内中央に大きな自然木を利用したシーソーがあります。
大木を動かす作業には多くの市民の力を借りました。子供から若者まで団体で遊ぶにはもってこいの遊具です。
 平塚市内でも一番大きなシーソーだと思います。団体で是非乗ってみてください。

7.茸栽培(シイタケ、ヒラタケなど)

年間行事の中で、11月に原木づくり(コナラ、クヌギ、エノキなど)12月に菌の植え込みを行っています。
 菌を打ち込んだ木は乾燥しないよう日陰や木陰に置いておくと12年できのこがでてきます。(写真はヒラタケ)

 市民の皆さんも是非挑戦してみてください。

8.冬の野鳥

落葉樹が多い冬の里山は、見晴らしがよく、遠く丹沢山系や横浜市内まで見ることができます。暖かい日に休んでいると近くまで野鳥が飛んできて目を和ませてくれます。(すずめ、もず、せきれい、じょうびたき、めじろなど。写真はじょうびたき)すばしこ過ぎて写真が撮れていませんがコゲラもいます。コゲラが気に穴をあけた写真がギャラリーにあります。 木が生い茂っている夏は声はすれどなかなか姿を見ることができません。しかし、冬は見通しがきくため望遠鏡等を持参するとさらに観察が楽しめます

9.会員と子供たち
冬の暖かい日にフィールド内の「たんぼ」に遊びにきた幼稚園の子供たち。
会員の作業合間に楽しく会話。
「おやつ」の交換など微笑ましく和むひと時です。




10.竹林

何処の里山も、竹の蔓延りで荒れはて、ゴミ捨て場になったケースが多いようです。多く見られる真竹(男竹)は、地震がきたら竹林に逃げろといわれるくらい地下茎が張り巡らされているので、管理を怠ると手に負えなくなります。
以前は農業、漁業用資材、食材(竹の子)、竹細工に重宝がられましたが、今は、殆んど輸入品におされ、国産が少なくなったのも荒廃の要因のようです。我が里山では、真竹を伐採し使ってもらっています。結構需要があるものです。

11.ふきのとう

里山の春の使者「ふきのとう」が今年も1月下旬に顔を出しました。

 独特の香りとほろ苦さが春を感じさせます。テンプラやふきのとう味噌で食べると上品な味がします

12.土屋の石仏(水呑み地蔵)

 土屋には旧跡が点在しています。我が里山駐車場の50メートル離れたところに、四角な樹林で囲われ、木祠に「水呑地蔵」があります。「土屋郷土誌」によると、里山周辺は、鎌倉時代の牢屋、処刑場、晒し首場があり、罪人の処刑前に末期の水を呑ませた場所といわれ、その供養のため地蔵が立てられたとされています。
 時代も変わり、周辺は地形修正されましたが地蔵、馬頭観音、供養塔などその一部の石仏が現在地に集められています。

13.ひこばえ(孼)

ひこばえとは伐った草木の根株から出た芽で、そのまま成長します。
 里山で代表的なひこばえは「稲」です。早期に稲刈りを行うと新しい芽から再び穂がでて、11月頃刈れるほどに成長します。
 木ではクヌギが代表的です。

写真のひこばえは、伐採後若芽が出た状態です。切り口は腐敗しクワガタやカブトムシなど甲虫類の住み家となります。クヌギは樹液を出すのでひこばえは甲虫類にとって食、住そろった木といえます。

14.ジャガイモの栽培
 春を感じ農作業が始まりました。一番早いのがジャガイモの植付けです。春ジャカは2月、秋ジャガは89月に植付けると34カ月で収穫できます。南米が原産で、寒いところでも栽培され、世界中で愛される食物となっています。しかし、連作障害をおこすため一定の面積を必要とします。
 
 県内では三浦半島が主産地でしたが、上記の理由や価格が不安定なことから、今は少なくなりました。

15.菜の花
 春に水田を黄色に染める花といえば菜の花でした。里山では毎年5月に満開になります。菜の花は見るだけでなく実を収穫して、菜種油を取り、そば打ち会でテンプラを揚げるのに利用しています。昔の農村風景は菜の花で黄色く染まるほどで、食用油は自給していましたが、現在は豪州、カナダ等からの輸入に頼っています。

16.ビオトープ
 ビオトープの語源はギリシャ語で、いろいろな野生の生きものがくらせる場所をさしています。水溜まりだけでなく、湿地、森林、河川、草地などいろいろなビオトープが存在します。  里山では、たんぼの体験ゾーンの一角に水溜まりをつくったところ、23年で植生も変わり、毎年37月には数羽の鴨が棲みつくようになりました。生きものがいることで、幼稚園の子供たちのいい学習の場になっています。

17.水神石碑
 里山たんぼゾーンの広場近くに「水神」と書かれた石碑が建てられています。この付近は昔から良質の水が湧き出ていたところで、土屋の中庶子分地区民の生活用水や農業用水として利用されてきました。長年の利用に感謝の意を表して1950年に石碑が建てられたものです。
 近年、周辺の地形変更、地震災害などで湧水位置が変わっていますが、現在でも1年を通じ15℃前後の水がきれることなく湧き出ています。

18.市民農園
 里山フィールド中央に位置し、会員の農園として活用しています。 1区画約100㎡で、思いおもいに、有機肥料を主体に無農薬で育て、できたものは自分で食べたり、お裾わけをしたりで野菜作りを中心に楽しんでいます。
 春、秋は植え付けに加え、雑草取りが大変で怠けると隣に迷惑がかかります。畑をみると、測ったようにきれいにする人や大雑把な人、それぞれの性格がでていて面白いものです。

19.野イチゴ
 5月になると露地もの西洋イチゴのおいしい季節となります。里山の散歩道や木の下では野イチゴの白い花や赤い実も目を引きます。野イチゴには食べられるキイチゴ(クサイチゴ、モミジイチゴ、フユイチゴなど)、食べられないヘビイチゴがあります。
 野イチゴは栽培ものに比べ甘さは劣りますがザリザリとした歯あたり感があり、沢山とれればイチゴジャムにすると貴重な自然食品になります。


20.カラス
 カラスは二面性をもっていて、童謡にも歌われる一方、現代ではゴミ漁りで最も嫌われています。
 里山でも油断していると弁当などもっていかれることがあります。56月の繁殖、子育ての時期には、つがいで行動し人が近づくと威嚇、攻撃することもあります。まず、逆毛で大きく見せ、高い声で威嚇、嘴で木の枝を折り投げつけたりします。さらに、人の背面から頭をかすめる行動を繰り返し危険な状況となります。微笑ましい光景!でも油断は禁物です。
 黄色を怖がるといわれていますが繁殖期には効果もないようです。

21.小麦の脱穀
 里山で11(2012)に播いた小麦を6月に収穫しました。戦前に使われていた足踏み脱穀機で脱粒し精選、梅雨時の晴れ間をみて天日乾燥しました。
 172㎡で
   64Kg取れたのでまずまずの単位収量でした。これから製粉しうどん、パン等にして会員で食べます。
 今、一般家庭ではごはんよりパン食が多くなっているうえ、小麦粉の値上がりもあるようです。里山ではこれからも小麦生産に挑戦します。

22.竹の子
真竹の成長速度を調査しました。
紙コップに測定紐をつけて成長を測定しました。
月日 高さ
(cm) 1日当たり成長(cm)
6月3日
   30

6月7日   85          14
6月10日  180          32
6月14日     345          41
6月18日     600          64

 真竹は3050cm位に成長した時が食べ頃で、その時期には10cm/日成長します、採る時期を逸しないよう。
 高さが5mを超えると1日に50cm以上も成長します。

23.木陰

今年も平塚市役所の緑のカーテンが涼しさを醸し出しています。実際に外部と内部の温度差は2.15.8℃あったそうです。(市のホームページより)

 写真は我が里山の木陰で休んでいる様子です。木の高さが約20mもあり、日照を遮り、空気もひんやり、8月11日午前11時に日なたと木陰の温度差を計ってみたところ6℃でした。まさに木陰は天然クーラーといったところです。皆さんも是非大木の木陰で休んでみては如何ですか。

24.酪農地帯

乳牛の飼料用トウモロコシが里山周辺で栽培されています。大きな実をつけ背丈は約3mにもなり、刈り取ったものをサイレージにして冬期間の牛のエサにします。平塚は県内有数の酪農地帯です。昭和26年には、新装なった平塚競輪場で昭和天皇ご臨席のもと第1回全日本ホルスタイン種牛共進会が盛大に行われました。関係者の間では今も語り草になっています。しかし、市街化、規模拡大、経営者の老齢化等もあり、平塚の酪農家も年々減少傾向にあります。

25.災害 

67月、東北、北陸、東海、山陰地方で記録的な大雨の被害がありました。気象庁は「今までに経験したことのないような大雨」と警戒を呼び掛けています。 我が里山は、5月に超局地的な大雨にあい、一部で山崩れが発生し作物への被害がありました。
予想外の災害で里山の育林の大切さを感じました。神奈川県の「木づかい運動」では、<伐採><植林><育林(下刈、枝打、間伐等)>を繰り返し、健全な森林保全を行うことが自然災害防止につながると強調しています。

26.赤トンボ

野山や水田にトンボが舞う、秋を感じさせる光景です。赤トンボに代表される「アキアカネ」は全体に赤が濃いことや止まり方等に特徴があります。ただ、見分けることはなかなかむずかしいようです。トンボは一カ所で生活するわけでなく「アキアカネ」の場合、6月に平地で生まれ、夏の間は涼しい山で過ごし、89月に平地に降りてきて産卵するサイクルを繰り返します。

27.里山の標高

3.11大震災以降、市街地ではあちこちに標高表示が立てられ市民の関心の的になっています。国土地図の等高線で我が里山の標高をみると、水田体験ゾーン55m、里山体験ゾーンは80mです。平塚市は10m以下の場所が殆どで大きな津波に対しどこへ避難するかが心配ですが、里山周辺の西部丘陵地域は安全といえます。写真は、里山の近くにある土沢中学校のバス停付近の標高表示です。

28.すずめばち

 夏から秋にかけて農作業や野外活動の際「すずめばち」に突然遭遇し刺されることがあります。蜂をみて声高に騒いだり、はたき落そうとすると蜂が興奮してかえって危険となるので静かにその場を離れましょう。蜂の巣の除去には、薬品、用具等とともに蜂の習性を知ってくことも大事です。最近、家屋等にある巣の除去作業を自治体で請け負って(有料)くれるとこもあり相談することをお勧めします。

29.里の秋(田んぼ)

稲刈りを終えた田んぼの風景です。稲わらは1960年代まで藁ぶき屋根、畳、むしろ、家畜の飼料、燃料、民芸品の製作など多方面に活用されてきました。いまでは代替え品に押され、利用が少なくなっています。最近、稲わら製品を見かけるのは神社の鳥居に吊るされる゛注連縄゛や正月に一般家庭で飾られる゛しめ縄゛など゛魔除け゛効用を祈願するための限られたものだけになっています。

30.里の秋(柿)

小春日和、農家の庭先で黄色く色づいた柿の実は里山集落に一番似合う秋の風景です。
 最近は産物に対しての関心が薄れてきたせいか収穫を怠り、猿や鳥類の格好の餌になっています。土屋の里山周辺では猿はいませんが、カラスからの被害に悩まされています。収穫適期を逸し、熟すまでおくと一夜にして無残な姿に変わることもあります。

31.大雪

2月、関東甲信地方に2週連続して大雪をもたらした「南岸低気圧」。各地で農業用ハウスの倒壊続出。平塚市内の積雪量は海岸沿いで20Cmを超え、交通機関が乱れました。以外にも土屋地域の里山では量が少なく農家での被害も聞きませんでした。今回の特徴は北国並に吹雪き、吹き溜まりができたことで、場所によっては2月末まで残雪がありました。
昨年から大雨、高温に加えて大雪まで経験しましたが地球全体に大きな変化が起きているように感じます。
農家では四季のメリハリは大豊作の予兆ではと期待をして春を待っています。

32.公民館まつり

 222,23日、平塚市内各地で公民館祭が開催されました。「里山をよみがえらせる会」も土屋公民館で日頃の活動状況を写真バネルや工芸品の展示、菜種絞り実演等を行い地元民との交流を深めました。
 地元小学生の作文集には、里山で楽しく遊んだこと、田植や餅つき等昔ながらの行事体験できたことが綴られており会員も元気をもらいました。

33メダケの枯死

 我が里山の発足は足を踏み入れることができないような状況にあったメダケを刈り払って、子供達が遊べるような山にすることでした。多くの労力を要したメダケも23年前から枯死し始め周辺の見通しが利くようになりました。刈り払いの苦労は何だったのかと話しています。 
 一般的に竹やササ類は一定周期(1530年)で一斉に開花し種子を残して枯死するといわれています。しかし、枯れたからと言って放置すれば他の樹種が繁茂して山の荒廃を繰り返します。変化を見ながら最終的には人の手で管理し山を守らなければなりません。


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